数学

2006年8月3日
先日授業中に後部座席より
『なんで数学なんか学ばなければいけないんだよ』
という旨の会話が聞こえてきた。
ふむ。
そうですか。
じゃぁ、学ばなければいいだろうが、と言う回答は置いてもふと考える。

  理由1
数学とは科学や経済における問題解決のためのツール。どんな道具があるか学んでおかなければ、それらに関わる仕事をした時には大きな遠回りをすることになるのではないか。
米はあっても炊飯器の存在を知らなければ飯を炊くのに苦労するだろうよ。

  理由2
漠然とした曖昧な話かもしれないが、人類の発展のためには数学の進歩も不可避なのではないかと。誰かが研究し、そのレベルを高めていかなければ、技術をはじめとする身辺の成長・進化もないだろう。ただ、誰が数学の才能があるかなんて誰にもわからない。だから全員に数学をやらせてみてふるいにかける必要がある。

もちろん数学の才能もなく、将来それに関わる可能性がほぼないに等しい人間も前述の理由からすれば出てくるだろう。
でも、そんなものでいいのではないだろうか。あらゆる人間を十把一絡げにして教えるから無理があるのだろう。日常生活に必要なものといったら、どう考えても算数程度だ。

どういっても数学自体に魅力を感じる人がいるのも確かだ。
難問に出会い、自分で考え抜いて解けた時の喜び、それがたまらないのだろう。そういう人がいて、そういう人の存在が世界を繁栄へと導くという面も見落としてはいけない。

でも、ぁ、中学校で数学をかじったら、高校からは選択制でもいいんじゃね?

受験科目だから数学をしろ!なんて言われても面白みもクソもないからね。

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