18禁キップ

2006年3月19日
前日よりムーンライトながらに乗車しました。無事着くといいのだが。

01:00
東京駅駅員の誤発行により指定席の効果が切れる。俺、キれる。
「本当に申し訳ない。でも席がないのでどうすることもできない。申し訳ないことをした。今は反省している」
だそうだ。しかたなく自由席の方に移りジベタ族。疲れた眠いがケツ痛いの相乗効果の結果、眼が覚める。携帯電話の充電が切れる。

03:30
浜松で停車中、緊急のため公衆電話のコンセントを引っこ抜き、携帯電話を充電すること12分。何とか生き返る。

07:00
大垣到着。
乗り換えた隣の男が電車オタクらしくキモイ、臭い、太いの三拍子揃った酢豚野郎。死ね。

12:00
岡山到着。
ようやく到着するようだ。

13:30
高松到着。
街中をぶらぶら。また沢山の店がつぶれていた。なんとも悲しいことかな。携帯電話の充電が切れているため親を呼べず。実家の電話番号を失念。約10kmを歩いて帰ることに。

16:00
実家到着。
ガチバトル開始。

21:00
カンカンカン!!
ガチバトル終了。
結論出ず。とりあえず両者とも前向きに善処するということで双方和解に繋がる。

24:00
疲れて眠ったとさ。

 高校を4年間過ごしてきて、自分の中に流れる時間の遅さについてわかっている。余裕を持ってやりたいのか、はたまたただ怠けて居たいだけなのか、それぞれどの面もあると言われるのだが、自分がしたいと思うことをするのは当然のことと思ってきたので、今回のことには納得がいかない。別に親に対して感謝こそしているが、それを逆手に取られるいわれはない。確かに親族であり、感情がある以上自分たちの枠で捕らえようとするのは仕方がないが、こちらとしては親の思考ロジックや世間体やのために「とりあえず」就職なんてものはするつもりもない。先のことを考えるのは現在が固まってからで充分だと思っている。私たちは今を生きているのだから。
 先のことを考えなければならない。卒業だって、就職だって、結婚だって。
 卒業。自分が大学で何を得てきたのだろうか。親は形に残る何かを、と言う。たしかに。出資してくれたのは親である。経済状態も含め、大学に行けば何らかの支障をきたす可能性は大きくなる。だが、先を考えるときっと行っておいて間違いはないから。……というよりは世間体という意味合いも大きいだろうが、ここでは排除する。何か形に残すのであれば、尚のこと大学には居たい。ここに来て様々な経験をした。学問的なものは少ないけれども、少なくとも単位をせっせと収集するしか能のないコレクターどもには決して得られないような、社会に出ても負けないようなモノを得たと思っている。だが、それを形に残す手段がない。だから、これは置いておこう。……それでは大学で何をしたか。これから見つけていこう。幸いにして賽は投げられたのだ。視野も広がったのだ。
 就職。正直、どこへ行ってもある程度やっていく自信はある。大抵の場所で対応でき、変形でき、染色できる。でも、よく言われるように就職が人生の中で一番大きな岐路だとしたら。取り合えずなんかで決めたくはない。どうあがいても、歯車に組み込まれるしかないならば、せめて自分が自分で居られるだけの自信を持ってその場に立ちたい。そのための準備期間が今だから。これからは就職のことも視野に入れざるを得ない。いや、入れていきたい。
 結婚。 結婚するつもりは毛頭ないので、今のところは自分ひとりの人生。今後どうなるかはわからないが、今のままならきっとしないだろう。この先誰が出てきても、影から逃れられない限りは、きっとひとりだろう。公でいくらでも柔軟に対応できるのは私があってのこと。でも、私で柔軟にいつも通りの着ぐるみを着るようになるのであるならば、いったいどこでファスナーを下ろせば良いのか。そうならないように、せめてそういう状況にだけは陥りたくない。そんな最終ライン。
 今居る自分にその先見の明がない限り、現れるまでは待とうと思っている。あせらずとも、きっと先に未来がある。どんな形にせよ、死が分かつその時までは人に与えられた等しい自由だから。

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