補習科

という制度が香川県の高校にはありまして、いわゆる高校4年生が存在するのです。
私はその高校4年生というものを経験した身なんですが、そのときの同窓会というものがありまして、今日はその場に出席させていただいた次第であります。

取り合えず集合場所に行ってみるんですが、誰が変わってて驚いた、と言うよりも、人の多さに驚きました。
35だっけ、総員は。
そのうちの29人が参加だってさ。
そりゃ女子の名前とかまったく出てこないはずだわ。
そのほとんどは同じ顔に見えました。

店に移って、いつものメンバーで席を固めてしまったことに後悔しつつもいざ飲み会へ。
・・・ここは体育会系の酒場ですか？
いや、あのメンバーが部活やっているって事をあまり意識していなかったんですが、それが失敗か。
みんなでピッチャー装備ですか。
ここは極真の飲み会ですか？？
あの子と酒に弱いヤツ以外は片っ端から頼みまくるわ。
とても思い出話に花を咲かせる席ではなくなりました。
むしろ裂かせる勢いです。
明かにほかのテーブルとは雰囲気が違っています。
ま、このメンバーだったらしゃーないか。

ちょっとして席替えをしたんですが周りにいる人が話しかけてくるんですよ。
「竹内君は〜〜で、○○なんでしょ？？今は・・・」
とか言う感じで。
・・・あんただれよ？？と。
補習科のころは視野の狭かった自分がいるんだなぁ、とそう思います。
また、他に目が向かなかったのは君のせいだったんだよ、といいわけをしようとしている自分がいます。
そんな今回の幹事さんはとても綺麗になっていました。
一年くらいでしょうか、会っていないのは。
やはり人は変わっていきますね。
外見なんてものは移りゆく時間の中で刻一刻と移っています。
やっぱり君といると落ちつきます。
ここではじめて昔話なんてものをした気がします。
そういえばいろんなことがあったな、とふたりで驚いてみたり。
覚えていてくれて光栄です。

もっとゆっくり話していたかったんだけど邪魔が入る。
うざいからどっかいけ、なんて言えないし。
仕方ない。

そんな飲み会は回想するには良い場となりました。
またやりたいものです。